【季節の掲示板-2026/08】蓮は泥中にこそ生ず

日本画家 畠中光享 作
日本画家 畠中光享 作

仏の教えは、よく蓮の花にたとえられます。
蓮は、仏教のシンボルマークといっていいでしょう。

そのことを『維摩経』では、

「高原の陸地には蓮華を生ぜず、卑湿の淤泥にいまし蓮華を生ず」

と説かれました。

人生は苦なり、思い通りにはいかない連続です。
しかし、その現実を通して聞法をかさね、時を経て、仏心の花が咲くのではないでしょうか。

先人はそのことを、

「苦からのがれるには苦を生かす道を学ぶことです」

と、端的に表現されました。