新年のご挨拶~大悲に生きる人とあう 願いに生きる人となる~
大悲に生きる人とあう 願いに生きる人となる
新春を迎え、皆さまにおかれましてはお健やかにお過ごしのことと存じます。
昨年は多くのご縁を賜り、誠にありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
本山の標語にありますように、「大悲に生きる人とあう」ことは、自らが「願いに生きる人」となる道を示唆しています。
他者の悲しみに寄り添い、願いを胸に歩む人生は、私たちを新たな発見と深い感動へと導いてくれることでしょう。
法脈は脈々として途絶えることなく続きます。そして、その流れは、朽ちた水車にも新たな命を吹き込み、再び回り始める力を持っています。
私たちもまた、仏法の光を受けて、日々新たな歩みを続けてまいりたいと思います。
どうぞ本年も変わらぬご支援とご縁を賜りますよう、お願い申し上げます。
皆さまにとって希望に満ちた一年となりますことを心より祈念申し上げます。
合掌
令和7年 元旦
東山聖徳寺