【季節の掲示板-2026/03】やわらかな水に よどまない川に へだてない海に

やわらかな水に よどまない川に へだてない海に

長かった冬もようやく春の日差しを受けて雪解けが始まりました。我利我利の自我の氷も、仏のひかりにあえばその性質を変えるのです。

水はやわらかなこころ、柔軟心をあらわします。コップに入れればコップ、ビンに入れればビン。いかようにも変容します。川はよどみなく、たゆみなく。日々新たなり。過去にとらわれることなく、失敗にめげることなく精進していけるのでしょう。

へだてない海に。小川も大河も、清流も濁流も分け隔てなく受け入れてくれます。「えらばず、きらわず、みすてず」のアミダさまのふところです。

実は本堂というのはさまざまな業をかかえた人々が一同に会する海とも言えるのではないでしょうか。仏様も生者も死者もわけへだてなく「倶会一処」させて頂ける場所。

合掌