【季節の掲示板-2025/04】竹の子や まわりは生みの親ばかり

竹の子や まわりは生みの親ばかり

竹の子は、一本だけで立つことはない。ある日地上に顔を出したら同じ仲間ばかりでした。それも根っこを共有する親兄弟。

「これあれば彼あり」「彼あればこれあり」— 縁起の道理は仏教の基本。

あらゆる存在はつながり合って存在しているということです。

日ごろ私たちは、咲いた散った、上だ下だと比べあって、いつの間にか地下の根っこを忘れているようだ。

合掌